お通夜 [日記/2006年]
3月24日(金)
朝8時30分の便で北九州より帰京。今日は白い飛行機であった。
夕方、元東宝演劇部のプロデューサーのお通夜へ。この方は、東宝演劇に一時代を築いた名プロデューサーであった。
『マイ・フェア・レディ』『屋根の上のヴァイオリン弾き』『ラ・マンチャの男』『ラ・カージュ・オ・フォール』『ナイン』・・・、『レ・ミゼラブル』以前の東宝ミュージカルの名作の大半を手掛けていらした。
それだけではない。『孤愁の岸』や『佐渡島他吉の生涯』などの森繁久彌さんの作品や『女たちの忠臣蔵』『渡る世間は鬼ばかり』などの石井ふく子さんの作品など、その功績を挙げ出せばきりがない。
新人時代の私はしょっちゅう怒鳴られていた。仕事とは怒鳴られながら身に付けるものだった。
1997年10月の『ラ・カージュ・オ・フォール』を最後に現役を退かれたのだが、それ以来、私はお目に掛かる機会を持たなかった。お通夜にいらしていた水谷八重子さんが「ひとつの時代が終わりましたねえ・・・」と仰っていた。
私も同感であった。合掌。
亡くなったプロデューサーの方のお名前はわかりませんが、残念ですね。レミゼやエリザベートも勿論好きですが、その方の関わられた作品は、また別の、何かゆったりと深い味わいがありますね。伝統的なミュージカルがこれからも大切にされることを願っています。
by あっこ (2006-03-28 23:02)
あっこさん、コメントありがとうございました。
まさしく古き佳き時代でした。もう一度『ラ・カージュ』をやりたいなあ・・・。
by 山田和也 (2006-03-29 00:31)
たまにブログ拝見しております。昔、助手をやらせて頂いていた者です。
このページで訃報を知り、驚きました。自分は3年くらいしか重なっていませんでしたが、非常に残念な気持ちになったのは同感です。
自分は今年から小劇場等の芝居創りをまた仕事に支障のない程度でやろうと思っています。負けないいい作品を!の気持ちで頑張りたいです。
by やすお (2006-03-29 22:59)
おうおう! コメントありがとうございました。
たまに君の噂を耳にします。元気そうで安心しました。何か芝居をやる時は連絡ください。
観に行くかどうかは分からないけどね。
by 山田和也 (2006-03-29 23:52)
ご無沙汰しております。
どうも、私のblogへコメントして頂きありがとうございました。
とぉとぉ、私も20歳になりましたよぉ(^_^)
頑張って更新しますので、また私のblogへ遊びに来てくださいね。
by 大塚ちひろ (2006-04-01 00:35)
ちーちゃんだ!
コメントありがとうございました!
『・・・ヴァンパイア』頑張ろうね。
by 山田和也 (2006-04-01 05:28)