『好色一代女』通信 [日記/2005年]
8月7日(日)
稽古前にダンス・ナンバーと音楽の打ち合わせ。その後5景の稽古。
『好色一代女』では、ガーシュウィン、コール・ポーター、アーヴィング・バーリン、サイ・コールマンなどの音楽が全編に流れる。そう決めたのは私であるが、その音楽をアレンジしてくださるのは島健さんである。
島さんは作曲家でありアレンジャーであり、ジャズ・ピアニストであり、島田歌穂さんの旦那さんであるという、実に多才な人。高平哲郎さんの舞台を多く手掛け、今は歌穂さんのミュージカル、『江利チエミ物語』に取り組んでいてる最中だそうである。
『好色一代女』の中で、1曲だけ日舞テイストではないダンス・ナンバーを作りたくて、その振付は広崎うらんさんにお願いした。
広崎さんも蜷川作品やミュージカルの振付の他、演出、CM出演など、色んな顔を持っている人である。明日から高円寺でご自身が出演する舞台の本番があり、今後も『眠らない音』『ベガーズ・オペラ』などの振付が控えている。
『好色一代女』がどんな舞台になるのか、だんだん分らなくなってきたでしょ?
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