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『龍馬の妻とその夫と愛人』U-40、など通信 [日記/2005年]

12月23日(金)

 師走だから、と言うわけでもないのだが、今月は稽古の他にも何かと忙しい。『ジキル&ハイド』のトークショーをはじめ、東宝の戯曲科(劇作家養成講座)での特別講義や次回作『ハゲレット』『ミー&マイガール』『ダンス・オブ・ヴァンパイア』などの準備、打ち合わせや本直しなど、残り少なかった手帳の隙間が次から次へと埋まっていく。

 今日も稽古前に小田島雄志さん、鈴木聡さんと『ハゲレット』についての対談があった。これは1月4日の読売新聞の夕刊に掲載される予定のもので、監修者、脚本家、演出家としてそれぞれの立場からシェイクスピアや『ハムレット』の事を語り合う、と言った趣旨のものであった。
 ただ、こうなると分が悪いのは演出家で、1人は長年にわたるシェイクスピアの権威(小田島先生ご自身は「権威」みたいな事から最も遠い、実にチャーミングな方ですが)、もう1人は既に自分の仕事を終えた脚本家である。
 私の仕事はこれからなので、構想はあると言えばあるのだが、その通りにならないかもしれないし、はっきり言って喋る事に説得力がない。
しかも、「東急セルリアンタワー」と「エクセル東急ホテル」を間違えるという初歩的なミスを犯し、先輩方をお待たせするという大失態・・・・・・。

 掲載される対談を、どうぞお楽しみに。

 U-40の方は、今日も自主トレ風稽古。途方に暮れていた劇団員たちも少しずつこの稽古スタイルに慣れて来た様子で、活発な遣り遣り取りも見受けられる様になって来た。
 今やっている事は、彼らの頭の中に染み付いてしまった平田満さんや佐藤B作さんやあめくみちこさんや佐渡稔さんを叩き出す事である。これは容易な事ではないが、今やっておかないと先に進む事もできない。

 がんばれ、それほど若くもない若手たち!


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