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『ジキル&ハイド』通信 [日記/2005年]

12月13日(火)

 ジキルハイド』上演期間中に行われる2回のトークショーの、本日が1回目。昼の部終演後、20分ほどの休憩を挟んでトークショーの開演であった。

 今日の司会はフジテレビの笠井アナウンサー。笠井さんは今回の再々演を既に2回観てくださっている。そしてトークショーの出演者は、鹿賀さん、マルシアさん、そして私の3人であった。
 笠井さんのリードで、3演目となる今回に対する心構えであるとか、思いがけない裏話などをそれぞれが披露した・・・様な気がするが、何しろ私はその場をしのぐ事で精一杯だったので、あまりきちんと記憶していない。トークショーのレポーターとしては失格である。

 トークの後半で「1番好きな場面はどこか?」という設問があり、私は『苦悩2』と答えた。『苦悩2』は2幕の後半でジキルが最後の薬品を調合しながら歌うナンバーである。何故ここが好きなのかと聞かれると、それは分からない。理由抜きに好きなシーンなのである。
 ちなみにマルシアさんが好きなのは『全場面』。でもこれでは答にならないので、個人的に好きなのは、と前置きした上で『罪な遊び』を挙げた。
 そして鹿賀さんの好きな場面は『へんしん』であった。鹿賀さんが好きだと言った変身は1回目のそれだそうである。だが、何故平仮名で『へんしん』であったのか、その理由は不明である。

 最後は観客との質疑応答があり、その中で「マルシアさん演じるルーシーが××される時の仕掛けを知りたい」と言うご質問があったのだが、迷った末に種明かしをしない事にした。期待してくださった皆さんごめんなさい。
 更にその後サイン入りプログラムの抽選があって、トークショーは30分くらい(であっただろう、と思うのであるが自信がない)で無事に終了。果たして楽しんでいただけたであろうか。

 次回、2回目のトークショーは12月20日(火)。この日は夜公演なので、トークショーは開演前の17時スタートとなる。20日の司会はフジテレビの軽部アナウンサー。出演は鈴木蘭々さん、石川禅さん、そして私、の予定である。どうぞお楽しみに。

 ただし、このページでのレポートにはあまり期待しないでください。


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コメント 2

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mo

トークショー、大変楽しませていただきました。
『苦悩2』は私も大好きなナンバーの1つで、山田さんに取り上げていただけて嬉しかったです。
悩めるジキルも素晴らしいですが、それを見守るプールも切なくて良いし、曲の終わりにジキルが捌けていくところの演出もダイナミックで美しくて好きです。
(それにしても何故いきなり『2』なのかが気になるところ…。)

そうそう、"Chicken"には消して聞こえませんのでご心配なく。
だって私たちは日本人ですから。 ;-P
by mo (2005-12-15 11:51) 

山田和也

moさん、コメント&ご観劇ありがとうございました。

“Chicken”は、初演の初日の夜、来日したレスリー・ブリッカスご夫妻と話している中で、奥様のイボンヌさんからそう言われたのが始まりです。
今回来日した、フランク・ワイルドホーンさんのお友達にもそう聞こえたそうです。
アメリカ版「空耳アワー」です。
by 山田和也 (2005-12-17 10:42) 

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