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『ジキル&ハイド』通信 [日記/2005年]

11月28日(月)

 先週の土曜にオンエアされた『サタデー・ウエイティング・バー』で、また私の喋りが流れたらしい。早速東京FMの番組ホームページを覗いてみると、11月26日の放送で、私は「芝居の再演」の話をしている。
 この日に登場する事は私も知らされていなかったのだが、この分だともう1回くらい流れるのかな?(何のことだか分からない方は10月18日の日記を参照の事)

 さて、『ジキルハイド』の方はオケ合わせ。

 このページの読者にはもうお馴染みだと思うが、オーケストラと俳優たちが初めて顔を合わせる稽古である。つまり「オーケストラとの歌合わせ」の略が「オケ合わせ」なのだが、この中で、音楽のきっかけやテンポ、芝居のスピードとの整合性など、様々な事をチェックして行くのである。
 大抵の場合、ミュージカルの稽古はピアノ1台の伴奏だけで行われている。『ジキルハイド』の稽古も今まではピアノだけでやっていたのである。なので、こうしてオーケストラと合わせる為の稽古が1日は必要になって来る。
 何しろ、初参加のキャストは、今まで稽古場では聞いたことのない音を今日初めて聞いているのである。

 ところで、『ジキルハイド』では通常のオーケストラ・ピットを使用していない。舞台後方の上手(かみて)と下手(しもて)に分かれて陣取り演奏しているのだが、これは舞台と客席との関係をダイレクトなものにしておきたかった為にそうしたのである。
 そのお陰で、ドラマはストレートに客席に伝わって行き臨場感満点の舞台となった。反面、俳優は指揮者と直接コンタクトを取る事ができない。それを解消する為に、舞台と指揮者を結ぶカメラとモニターが随所に用意されてはいるのだが、このことは両者にとってかなりの負担になっている。その負担を少しでも軽くする為にも、今日の様なオケ合わせが大切になって来るのである。


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コメント 2

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hatti

こんばんは  またお邪魔したします 
オケ合わせ・・・CDで聞いている『嘘の仮面』や『真実を追えば』などの曲が聞こえてくるようです 新参加の宮川さん・石山さんを含めた強力アンサンブルの迫力を早く聞きたいですね 禅さんのお歌も楽しみです
初日まであと僅か  風邪などにご留意されますよう・・・・
by hatti (2005-11-29 23:00) 

山田和也

コメントありがとうございました。
季節がら体調管理は難しいのですが、今のところ一同上手くやっています。
これから初日までのラストスパート、無事に駆け抜けて最高の初日迎えたいと思っています。
by 山田和也 (2005-11-30 06:24) 

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