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『龍馬の妻とその夫と愛人』U-40通信 [日記/2006年]

1月9日(月)

 祝日を日曜日と連動させる様になって、その日が何の日であったのか、とか、その日を特別な思いを持って過ごす、と言った感覚が薄らいでしまった様な気がする。
 今日も、晴れ着を召した善男善女とすれ違って初めて、今日は成人の日であったか、と思い至る始末。成人の日と言えば1月15日だったじゃんよう!

 さて、今日はAキャストのみの稽古、しかも小林美江さんはお休み。虎蔵の村田君は来てくれているのだが、まだ出番に達せず、今日も覚兵衛&松兵衛コンビだけの、寂しさが募る稽古であった。
 松兵衛の玉垣君は平成12年東京ヴォードヴィルショー入団組。Bキャストの京極君、奈良崎さん、そして今回演出助手を務めてくれているフジワラマドカさんも12年入団で、この4人は同期生である。

 平成12年(2000年)と言うのは『龍馬の妻とその夫と愛人』が初演された年で、なのでこの期の連中は、当時新人として稽古場に貼り付いていた。それでこの期の連中とはそのころしょっちゅう飲みに行っていたのである。ただし飲みたくて飲んでいた訳ではなく、三谷君の台本が遅れ、稽古したくてもできなかった為なのだが。

 その頃の印象で、玉垣君は酔うと人格が変わる、と言う風に刷り込まれている。聞けば、6年経った今もそれは変わっていないらしい。未だに駅のホームから転落したのに記憶がない、と言うような生活を送っているらしい。
 そんな玉垣君が大先輩まいどさんの胸を借りて、いま必死に自分なりの松兵衛を作り出そうと悪戦苦闘している。悪戦苦闘するのはいいのだが、思いばかりが空回りして一向に成果が現れて来ない。
おそらく、酒量は増加の一途であろう。

 あ~あ・・・。

 稽古後は『ハゲレット』の舞台美術打ち合わせ。素敵なセットになりそうだ。


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