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観劇記/1月 [観劇記/2006年]

『Shoes On! 7』 博品館劇場
 久しぶりに観た『Shoes On!』は以前の印象より格段に洗練されていた。しかしこれでファイナルとは!
 何のしがらみもなく観たので素直に、そして大いに楽しんだ。彼らとは世代も近いので、やりたい事、やっている事が手に取る様に分かる。私だって、そもそもはこういうものがやりたかったのだから。ああ、ショーがやりたいなあ・・・。

『ベガーズ・オペラ』 日生劇場
 ジョン・ケアード渾身の一作。キャスト一同も製作陣も、その要求に良く応えた。日本側スタッフの仕事もクォリティ高く、随所に光るものがある。観客参加型でもあり客席は大いに盛り上がっていた。何よりチケットが無い事が素晴らしい。
 ただし、作品としては大きな問題をはらんでいる。肝心要の劇中劇構造が機能していない!

ラッパ屋『あしたのニュース』 THEATER/TOPS
 執筆の遅れが心配された鈴木聡さん率いるラッパ屋の新作。が、無事開幕。
 相変わらず誠実で、後味の良い舞台作りである。そしてここの役者陣は見事に化ける。作品毎にキャラも役所も、大したものである。この劇団が持っている洒落っ気とモラルが私は大好きである。


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